総合送りミシン

ちょっと前に入手していた

SEIKOの総合送りミシン。


サーボモーターがついています。

垂直全回転釜の厚物専用ミシンです。

革を縫うなら、メインマシンのこちら


TE-5。垂直半回転釜です。

個人的見解ですが、革を縫うなら

垂直半回転釜が最強!

縫い目が綺麗で、糸の締まりも素晴らしい。

大量生産するような工房にはむかないと

思いますが、うちでは主力マシンです。

欠点といえば、下送りなので革に傷がつきやすいところでしょうか。

そう考えると、上下送りのTE-2が本当の

最強なのでしょうか。

幻の名機と呼ばれてるものなので

手に入れるのは難しいですが・・・

話はそれましたが

シチュエーションによってはこの総合送りを

使っていきたいと思います。

もともと革を縫う用に売っていたわけではないので、

針も革用に変更します。


左が付属していたもの。

右が革用です。


ヌメ革の床革を2枚重ねで約5ミリ。

かなり硬めです。糸は8番。

下側が革用の針を使っています。

少し縫い目が安定していませんね。

ま、ここまでの厚さと硬い革はミシンを使いませんが。

あと、縫い目が見やすいように、

押さえの片側をカット。


所々で活躍してもらいます。