SINGER 職業用ミシン 103?かな?

手回し用に職業用のミシンを入手しました。


SINGER の多分103だと・・・

承知で買いましたが

しかし汚い(笑)


サビも強烈です。

シリアルナンバーから

100年ほど前に、ドイツで造られたもののようです。

どんなルートで、私の工房にたどり着いたのか。

考えると、感慨深い。

さて、再生に取り掛かります。


しかし、磨いても磨いても

ウエスが真っ黒になります(笑)

当然、革を縫う用に仕上げていきますが、

国産の職業用ミシンより、厚物縫いに適しているように思います。

上糸調子器のバネだったり、針棒や押さえの位置だったり。

良い発見が出来ました。

そして完成。


手回し仕様のレザー用ミシン。

試し縫いです。


2mmのタンニン鞣しの革を2つに折って縫います。

針は18番。糸は上糸、下糸ともに8番。


表。


裏。

しっかり、糸が締まっています。


見た目はイマイチですが

良い感じに仕上がりました。